このガイドは、運営メンバーが実際に登録した体験にもとづいています。登録〜資格認証〜検証トークン取得まで、全ステップ完了済みです(2026年7月時点。資格確認は翌営業日に完了しました)。
TechSoupとは
TechSoupは、非営利団体向けにソフトウェアの提供や割引を仲介している国際的なネットワークで、 日本ではTechSoup Japanがその窓口です。
ソフトウェアのカタログ提供に加えて、「この団体は確かに非営利団体である」という資格認証(検証)の役割も担っています。SlackのようにTechSoupのカタログに載っていないサービスでも、 申請時の検証はTechSoupが担当していることがあります。
同じく認証基盤であるGoodstackとは別系統のため、Goodstack認証済みの団体でも、TechSoupの検証が必要なサービスでは別途登録が必要です。
どんなときに必要か
ウイルス対策ソフトなどの寄贈製品の注文
TechSoup Japanのカタログには、Norton(1会計年度に20ライセンスまで)やBitdefender(同50ライセンスまで)などの寄贈プログラムがあります。団体登録を済ませれば、カタログから申請できます(製品ごとに管理手数料がかかります)。
セキュリティ入門ガイドを見るTechSoup経由で提供されるサービス
AWSのクレジットプログラムなど、TechSoup経由の検証を前提とするサービスの申請にも使われます。
登録の流れ
担当者のアカウントを作る
登録ページで、団体の担当者個人のアカウントを作成します。入力するのは担当者の氏名・業務用メールアドレス・パスワードだけです。
つまずきやすいポイントは3つ。氏名の欄は担当者の名前を半角ローマ字で(団体名を書く欄ではありません。団体名は後の手順で入力します)。 メールアドレスは団体の業務用のものを使います。 パスワードは大文字・小文字・数字・特殊文字(#$%!_+-)を各1つ以上含む6文字以上です。 また、アカウントは1法人につき1つだけなので、誰の名前で登録するかを先に決めておきましょう。
メールを認証して団体登録に進む
登録したメールアドレスに確認メールが届きます。認証を済ませると団体登録に進み、最初に団体の種別を選びます。

選べる種別は次の5つです: 特定非営利活動法人(NPO法人)、社会福祉法人、公益(社団・財団)法人、 一般社団法人(非営利徹底型)、公共図書館。 選択肢はこの5つのみなので、該当しない形態の団体(一般財団法人など)は登録できない可能性があります。
団体情報を登録する
最初に「活動の種類」と「活動の具体的な内容」を選びます。社会福祉系の団体は「個人を対象とした活動」の中に該当する選択肢が多くあります(生活困窮者支援、高齢者のデイケア・訪問介護、保育など)。残りの項目は多いですが、次の4つを手元に用意してから始めれば迷いません: ①法人番号(13桁) ②定款の「目的」(ミッション・ステートメント欄にそのまま使えます) ③年間経常支出額 ④住所の英語表記。

つまずきやすいのは英語表記のルールです。団体名の英語表記には法人格を含めません(Shakaifukushihojin等を付けない)。住所は「2-2-1 Otemachi」のように番地が先、市区町村はヘボン式ローマ字です。 同じ内容を日本語で書く欄も別にあります。 また、金額や電話番号などの数字はすべて半角・カンマやハイフンなしで入力します。 複数の事業所がある法人は、本部(Independent)か支部(Branch)かの選択があります (社会福祉法人の「拠点区分」は支部に該当します)。
資格の確認を待つ(案内は約10営業日)
登録が完了すると「団体アカウントが作成されました」というメールが届きます。ただし登録だけでは資格の取得は保証されず、アカウント承認後およそ10営業日以内に、資格確認の結果がTechSoup Japanからメールで届きます。運営メンバーの場合は、登録の翌営業日の午前中に「資格認証を完了しました」というメールが届きました。
認証完了メールには「テックスープ・ジャパンの利用資格をもつ法人格を持った非営利団体であることの資格認証を完了しました」とあり、 英文でも「You may now get your TechSoup Validation Token to continue with Slack.」と、 そのまま検証トークンの取得(次のステップ)に進めることが案内されます。 Slackなどの申請はこの確認が済むまで進められないので、 導入を急ぐ場合はTechSoupの登録を先に済ませておくのがおすすめです。
検証トークンを取得する
資格の確認が完了すると、TechSoup Japanにログインした状態でアカウントメニューから「確認トークン(Validation Tokens)」を選ぶだけで、トークンを取得できます。メニューでは「確認トークン」、Slackの申請フォームでは「TechSoup 検証トークン」と表記が揺れていますが、同じものです。トークンは「1a2b3c4d@Xy12345678」のような「英数字8桁@団体の識別子」という形式で、コピーボタンでコピーして申請フォームに貼り付けます。

トークンが必要なのはSlackなどTechSoupの外部で申請するサービスだけで、 TechSoup.org内で寄贈製品を注文する際には使いません。同じトークンを複数のサービスで使い回せます。 有効期限は60日で、トークンの下に「Available for 60 more days.」のように残り日数が表示されます。 期限が切れても取得済みのサービスには影響しません (「Replace with new token」ボタンでいつでも新しいトークンに作り直せます)。 トークンには「Created for(担当者名)」と表示されるとおり、 取得できるのは団体の権限のある担当者としてTechSoupに登録された人のみです。
このガイドは、運営メンバーが実際に登録してトークンを取得するまでの体験にもとづいています(2026年7月時点)。 実際の所要日数: アカウント登録から資格確認完了まで翌営業日、検証トークンの取得はメニューから選ぶだけで即時でした。